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精工舎 SEIKOSHA

9. 第廿四號中型上深金(柳島工場製)

第廿四號 中型上深金

柳島工場製

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
精工舎
(東京市本所区柳島町)
明治26〜29年頃 文字板十吋
全高54p
八日持 打方付
商標刻印ナシ機械
手書き文字板
掛け金木ネジ一本タイプ

この時計も柳島の初期の製品の特徴が随所に見られる良い資料です。
文字板は手書きで文字板の商標は判子で押したような鍵Sマークに左右にTRADE MARK が分かれています。 文字板飾り環は直角三角形型、10吋文字板の飾り環はこの形しかありません。 (石原町の10吋も同じと思われる)

八角の面取り縁と振子室外周に金彩が回っていますが、殆んど剥がれています。 この上深金は古く20年代は「中型深面取金縁」と呼んでいました。

十吋文字板

手書文字板

振子室ラベル

細書体版ラベル(この時計のラベル)

PENDULUM
EIGHT-DAY
CLOCKS,
MANUFACTURED BY THE
TRADE S MARK
SEIKOSHA
YANAGISHIMA-HONJIO
TOKYO, JAPAN.

こちらの方が古いラベルと思われる

太書体版ラベル

この時計の振子室のラベルは、「第壹號小型金筋」と同じで商標は「鍵Sの左右にTRADE MARK」、文字は細書体版です。 このラベルは細書体版と太書体版の二種類がありますが、細書体版のほうが石原町のラベルの書体に近いものがありますので、 柳島移転後の初期と考えられ、太書体版より少し古いと言えます。

以下の画像で上と下の違いを見てください。 一見同じように見えますが上が古い細書体版、下が太書体版、外周の飾り枠の唐草も微妙に違います。 時代は、上が20年代後期、下が20年代後期から30年代初期か?

機械と掛け金

石原町と同様な機械

商標刻印ナシ

小判型の掛け金

木ネジ一本タイプ

当時のカタログ

上深金

小形、中形

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