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明治の時計塔

11. 新潟郵便局(新潟市)

新潟郵便局

ガラス乾板写真
明治34年9月15日 撮影

新潟郵便局時計塔 明治29年〜明治41年

上越出身の前島密によって新しい郵便制度が創設されたのが明治4年。 開港地であった新潟はいち早く、明治5年7月に郵便取扱所として業務を始め、明治6年に一等郵便役所となった。 当時の一等郵便役所は東京、横浜、神戸、長崎、函館、新潟の開港地などの六ヶ所だけであった。明治8年、郵便局と改称される。

新潟郵便局は中心街にあったため、たびたび大火に被災、移転しています。 写真は明治34年9月年撮影の新潟郵便局で、明治27年の火災に焼失後、明治29年に西堀5番町に新築された擬洋風建築です。 郵便局のモダンな入口、窓枠と日よけの幌がお洒落でたいへんハイカラです。

庁舎入口屋上に設置された時計塔は一面文字板。 四日市駅逓寮やその後の江戸橋郵便局時計塔も一面の時計文字板で、特に江戸橋郵便局の時計塔に類似しています。 郵便局は庁舎の時計塔は一面文字板と云う規定があったのでしょうか? 他の郵便局と比較検討してみたいところです。

この写真は、旧新潟県南魚沼郡六日町の旧家の実業家が撮った生写真で、ガラス乾板写真です。 絵葉書と違ってクォリティーは今でも素晴らしいものです。画像をクリックして是非パソコンで特大の拡大画像をご覧ください。 まるで明治時代がリアルに目の前に広がるようです。

写真:金城酒販・高橋コレクション蔵
(新潟県南魚沼市六日町)

新潟郵便局

THE POST OFFICE NIIGATA
絵葉書 明治40年頃

明治41年に大火で焼失する前の姿で、上の写真と同じ建物です。

郵便局 POSTAL BUREAU

新潟市全図(地図)石版図より、明治41年刊

時計塔機械はファーブルブラント商会輸入のフランス製モービエクロックの重錘引き機械と思われます。

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