5. 鍵S印ヘソ形目覚 絵入 【精工舎】
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メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
---|---|---|---|
精工舎 SEIKOSHA |
1930(昭和5)年頃 | 最大直径12.5 p |
毎日巻き、目覚付 真鍮胴ニッケルメッキ枠(Brass Case Nickeled) セルロイド彩色文字板 |
鍵S印ヘソ目に、セルロイド彩色の文字板をつけたものです。 昭和初期のものなので、文字板の6時上には「MADE BY SEIKOSHA TOKYO. JAPAN」とあります。 当時の値段は、一打十八円五十銭と、通常のヘソ目より若干高かったようです。
大正時代の扇印の絵入ヘソ目は、絵柄が何種類かあったようですが、この鍵S印のセルロイド彩色のものは カタログではこの絵ひとつしかみられません。他の絵柄があったかは不明です。 ちなみに、まったく同じ文字板の数回打(INTER-MITTENT)も存在します。
セルロイドは綿花を主原料とした天然素材。硝酸繊維素に加工して樟脳とアルコールを混ぜて作った燃えやすい素材です。 火のそばに近づけたり高温になる場所で保管はしないように注意しましょう。
絵入文字板
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当時のカタログから
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