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アンチモニー枠 毎日巻機械

3. メタリコン盾 【東洋時計】

資料 1

メタリコン 盾

ブロンズ色

正面

裏側

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
東洋時計
(東京)
大正後期〜昭和初期頃 高さ 11cm
幅 10cm
奥行き 5cm
毎日捲きビー機械、メタリコン側

この時計の場合は、東洋時計の機械が搭載されていますので、東洋時計製としておきます。 裏には「眞保商店」と刻印があります。 東洋時計以外にも、国産・舶来の両方で同じ意匠のものをいくつか確認していますので、 同種の枠にいろいろな機械を組合わせて販売していたものと推測します。

メタリコン(Metallikon)とは、鍍金(めっき)法の一つで、溶融した金属を、金属・陶器・木材などの表面に圧搾空気を用いて 吹き付け鍍金する方法です。

資料 2 JUPITER

JUPITER

機械は KIENZLE(独)製

こちらは文字板に JUPITER とありますが、ドイツのキンツレ製機械を搭載したものです。 裏蓋にキンツレの商標と MADE IN GERMANY の刻印があります。

当時の資料

文化住宅の装飾的点睛

目覚付 新型メタリコン置時計

天賞堂通販部(大正末期から昭和初期)より

「A型」は、まったく同型の意匠に見えます。 天賞堂が販売していたものは、目覚付きのドイツ製機械を搭載しています。

今津時計定価表(昭和11年)より

名古屋の今津時計店の定価表です。 今津特製エポック印置時計「イブシ盾」です。高二寸九分なので資料1の時計よりちょっと小さいようです。 デザインのもととなったものは舶来品のようで、他にも兄弟がいるかも知れません。

メタリコン専門の会社の製品?

奈良保険堂商報 大正13年11月号より

この広告には、「東京メタリコン会社製」として色々なメタリコン枠の置時計が紹介されています。 メタリコン時計専門の会社なのでしょうか ?
メタリコン枠の形は25種類、色は朧銀色、ブロンズ色、ロー銀色、金色の4種類あったようです。 機械は精工舎やアンソニア等、時計メーカーのものを利用し、以前のメタリコンは瀬戸物製なので破損することがあったが、 今回発売のものは全部合金製なので瀬戸物より品質が良く太陽に何年間掛かっても絶対に変色しないため特許であります・・・ と商品説明しています。

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