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アンチモニー枠 毎日巻機械

13. 天然色フルーツ 【名古屋時計】

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天然色フルーツ

名古屋時計株式会社

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
名古屋時計株式会社
(名古屋)
昭和初期 高 四寸一分
巾 三寸五分
文字板 ニ吋
毎日捲きビー機械、アンチモニー側

可愛らしいフルーツ籠盛りの時計です。 フルーツは左からパイナップル、西洋梨、りんご、ぶどう、メロン、そしてバナナです。 メーカーは名古屋時計株式会社と考えられ、名前は東洋時計のカタログにある彩色枠の「天然色」と、精工舎の同型の意匠の「フルーツ」をとって 「天然色フルーツ(仮称)」、としました。 文字板には林時計の時代から使われている桔梗印(桔梗の花びらにKT)の商標があります。

精工舎のイブシフルーツに誰かが彩色したものかと思いましたが、彩色が素人のペイントではなく当時のオリジナルのようですし、 精工舎のカタログには今のところ「イブシ」しか存在を確認しておらず、 また精工舎が同時期にアンチモニーに彩色した「天然色」の製品を販売していた記録も見つかっていないことから、 後年に精工舎の枠に名古屋時計の機械が組み込まれたとも考えにくく、なんらかの事情で精工舎と名古屋時計が同じ枠を使用したものと推測しています。

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部分写真

文字板、機械、アンチモニー枠

機械には何も刻印がありません。

当時の精工舎カタログより

No.426 イブシフルーツ

精工舎

これは精工舎のカタログからの抜粋ですが、御覧のようにアンチモニー枠の意匠は完全一致しているように見えます。

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