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アンチモニー枠 毎日巻機械

20. イブシ光 【精工舎】

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No.537 イブシ光

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
精工舎
SEIKOSHA
昭和初期 高 五寸二分
幅 三寸九分
文字板ニ吋半
毎日捲きビー機械、アンチモニー側

うつむき加減でちょこんと座っている裸の子供が印象的です。 平和と同じシリーズのようですが、こちらのイブシ光のほうが現存数が少ないようです。 平和は戦後も生産されましたが、光は戦前だけだったのではないでしょうか。

裏側には「SORYOZI-SHO 2595」と彫りがあります。 どこかの小学校の記念品でしょうか。2595は皇紀2595年で西暦1935年、昭和10年です。

機械は天真研磨で元気に動き出しました。 アンチモニーの外装はだいぶくたびれていますが、いい雰囲気です。 文字板は表面に模様のある金属文字板です。 実は、この文字板・・・やってしまいました。 とても汚れていたので、濡れ雑巾でちょっと拭きました。 綺麗になりそうだったのでテレビを見ながら拭いていたら、6、7、・・・12とあれ〜文字が消えてしまった。 大ショックです。気を取り直して、細筆でフリーハンドで書いて修復。 精工舎のトレードマークは小さすぎて修復できず、薄いままです。気をつけましょう〜

当時のカタログより

精工舎・置時計・掛時計 No.57より

昭和8年5月発行

二羽の鳥はすずめでしょうか。

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