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アンチモニー枠 毎日巻機械

3. イブシ矢持 【精工舎】

No.814 イブシ矢持

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
精工舎
SEIKOSHA
明治42年〜戦前 高さ 五寸
幅 四寸五分
文字板二吋
毎日捲きビー機械、アンチモニー側

こちらもロココ調?の台に天使がいてアンティーク感たっぷり。 天使の左手に小さな矢を持った「矢持 第814号」で5円玉文字板の古いタイプのものです。
興味深いことに裏の台座に「贈 第一回国勢調査員 豊丘村」と読めるプレートが貼られています。 第一回の国勢調査に協力した国勢調査員の労を記念して村が配ったと言う意味でしょう。 この古い時代に左から右に書かれた文字と長野県下伊那郡豊丘村と思われる豊丘村のホームページにある村の歴史の時代が 今ひとつ重ならないのが謎ですが、第一回の国勢調査の大正9年と時計は合っている様に思われるし、 プレートもそれほど不自然さが無いので第一回国勢調査記念時計と認定しました。

全国に同じ時計が配られたかは不明です。同様なものをお持ちの方はご一報ください。

「贈 第一回国勢調査員 豊丘村」のプレート

大正2年7月カタログより

矢持 イブシ第814号 流金第813号

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