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時計保険領収書・修理広告

10. 荻野謙三 保険書付時計販売広告

明治24年12月13日

24 x 33cm

荻野同盟保険書付時計発売広告

明治24年の時計販売広告。 ゼンマイ切れや自然に生じたくるいは一年間無償修理するという内容です。

面白いのは、この保障を全国各地の同盟店で受けられるというもの。 九州から北海道までの名だたる時計店の名が並んでいます。 日本橋の金田市兵衛、京橋の服部金太郎、名古屋の長谷川本店、心斎橋の石原久之助・・・。 この同盟は機能していたのでしょうか?

販売品は、掛・置・目覚付各種時計の他、ブランコ時計の記載があります。 おそらく米アンソニアのブランコ時計でしょう。

明治25年

24 x 33cm

明治26年

24 x 33cm

明治26年になると、青森の八戸に支店が増え、保険同盟店の数も増えたようです。

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