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戦前戦後

15. TOYO-ALARM 目覚時計 【東洋時計】

TM-ALARM

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
東洋時計
(東京)
昭和初期 直径 9.3cm 毎日巻き、目覚付、紙製文字板、板ガラス

やや小振りでかわいらしい目覚です。紙製の文字板、いたってシンプルなデザイン、好感が持てます。 針は置時計にも使われている東洋の特徴的なものです。 紙製文字板は3本のネジでゴトクに固定されており、設計者のこだわりが感じられます。

上の画像の時計は6時上に、
TM-ALARM
とありますが、下の画像のように、
TOYO-ALARM
と書かれたものもあり、後者の方が古いようです。

最後はアルミ文字板に進化

  1. TOYO-ALARM 紙文字板
  2. TM-ALARM 紙文字板
  3. 東洋のトレードマーク アルミ夜光文字板

TOYO-ALARMは、文字板裏に「1937.7.13」の修理履歴が書かれています。 昭和12年というと、太平洋戦争より前で2.26事件より後あたりですか・・・?

当時のカタログ

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東洋時計カタログ No.550

昭和11年4月25日発行

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