8. ビックベン型中三針 目覚時計 【帝国時計工業】
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| メーカー | 製造年代 | 大きさ | 仕様・備考 |
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帝国時計工業株式会社 (名古屋市瑞穂区竹田町) |
昭和21〜26年頃(MADE IN OCCUPIED JAPAN) |
直径 10.5cm 高さ 12.5cm |
毎日巻き、目覚付、ケースは真鍮、裏蓋は鉄、台座部分と内部のゴトクがアルミ製、 セルロイド夜光黒文字板、中三針 |
帝国時計は、明治35年に大阪時計の支配人であった鎮西松次郎が独立して創立したクロック専門メーカーで、
掛け時計では菱形にM印のトレードマーク、あるいは右上の画像と同じトレードマーク及び
「JUKOSHA」名で販売していました。
私の手持ちの資料「1952メーカーブック」及び「時計工業 調査資料 昭和23年3月」には、
共に製品として「目覚時計」しか書いてないので戦後まもなくは目覚ましのみの生産だったと思われます。
さて、この時計の説明を少し。
戦後すぐの特徴である、「アルミ使用」が台座とゴトクに見られます。
台座はアルミに塗装しているので接着力が弱く触るとペリペリと大きな塊で塗装が剥がれてしまいます。
真中の銀色の部分は塗装なしでアルミがそのまま見えています。(そういうデザイン)
マークは、文字板に右画像のトレードマーク、そして、機械に菱形にGOURDのマークが入っています。
GOURDって何??と辞書で調べたら「ひょうたんの実」と・・・。意味不明です。
舶来品に見られるように、長方形の機械がケース内部に斜めにセットされています。良く言えば合理的、
悪く言えば手抜きの設計で部品の耐久性もありません。
例えば、ベルの機構の一部であるザラガンギ車のザラ玉とザラピンなく、ザラ真に直接歯がついてい
る、要するに昭和40年以降に見られる目覚ましみたいに部品が簡略化されているのですが、
その割に材料が良くないのか、磨耗が激しく歯車がきちんと噛合わずベルの回復ができませんでした。
「MADE IN OCCUPIED JAPAN」は、文字板の六時下だけでなく、ご丁寧に時鍵、打鍵の両方にも入っています。
文字板 拡大
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