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大理石枠

1. 金色四本柱(大理石製) 【精工舎】

No.958 金色四本柱

硝子縁の飾りはノンオリジナル

後姿

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
精工舎
SEIKOSHA
大正2年〜12年頃 高 八寸
幅 三寸七分
瀬戸引き文字板ニ吋
八日巻ビー機械、大理石枠、オーバルガラス

金色がほとんど剥げ落ちてしまっていますが、「金色四本柱」です。バラシテみたら裏側は目映い金色で 当時の豪華さを垣間見ることができました。
精工舎のカタログでは、大正2年〜12年の間に確認できます。(詳細は下記の調査結果を参照してください)

この時計ですが、とにかく色々な部品が欠品したり、磨耗により使えない状態でした。 針ナシ、硝子縁の飾りナシ、ネジは相当数ナシ、ガンギとテンプとアンクルが傷んでいて使えず、 緩急針も折れ・・・その他語り尽くせません(笑)
機械は八日巻きビーなのですが、こんな状態なので一時は機械毎入換えを考えました。 しかし、古い時代の八日巻きビーの機械なので針まわしが機械の横のほうについているタイプなのです。 改良型の機械にしてしまうと、裏蓋の穴が合わないし、やっぱりオリジナルの姿に忠実に復元してやりたい ので、結局、これを修理しました。 テンプ、アンクル、ガンギ類は毎日巻きビーの機械から移植。同じビーの部品ですが、微妙に大きさや真の 太さが違うので各々の部品を修正して使用しました。 緩急針はハンダ付けにて修理、針は他の時計のものを加工して作り、まる三日もかかってしまいました。
奥行きが長いケースのせいもあって横にある針廻しがとても長く、それ故に曲がりを生じてしまいます。 この針廻しは、針を廻さない時も輪列と一緒に回転しているので、曲がると抵抗となって時計の止まりを 引起します。

その他の四本柱

白石流金四本柱

高砂限定バージョン

四本柱には、白い大理石を使った「白石流金四本柱」と帝国保険株式会社が記念に配った「高砂限定バージョン」 が存在します。高砂限定バージョンは石の側面に保険会社の記念である事が明記され、 かつ上の王冠の角のような飾りが高砂(じい様とばあ様のペア像)になっています。

四本柱の調査結果

※ 大正15年以降は、ビーの文字板の5円玉飾りは姿を消す。

種類/
目録年代
明治
43年
44年
大正
2年
5年
大正
9年
(輸出用)
大正
11年
大正
12年
大正
15年
四本柱
(カタログ上の名称)
ナシ 存在
(四本柱)
ナシ 存在
(金色四本柱)
存在
(金色四本柱)
ナシ
白石流金四本柱 ナシ 存在
(白石流金四本柱)
ナシ ナシ ナシ ナシ
高砂限定 精工舎カタログにナシ
文字板 金干支 瀬戸干支
五円玉飾り
金干支

大正2年のカタログより

八日巻四本柱(大理石製)
頭飾及柱 流金色
輪振器械


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