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時計引札

8. 電報配達夫

電報配達 引札

巨泉筆
明治36年、石版色摺、26×37cm

郵便、電報配達夫がスポーティーな自転車で格好よく決めています。
バックに時計塔やアーク灯、碍子の多い電信柱など当時の街並みが見て取れます。 明治36年の略歴と郵便料金表の早見が付いた正月用引札の傑作です。

時計塔

郵便と電信

明治の新政府が東京・大阪間の東海道筋で郵便事業を開始したのは明治四年。 東京〜京都の間の所要時間は72時間で、料金は旧来の飛脚便の約半額だった。
電信は明治二年八月、横浜灯明台役所と横浜裁判所間の760メートルの電信線架設ににより官用通信を開始。 電信線の拡大とともに官用電報、公衆電話が重要な通信手段に発展していった。

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