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精工舎 飛行時計・航空時計

4. 航空時計(海軍航空兵用腕時計)

資料 1

メーカー 製造開始年 モデル 主な仕様
精工舎 1941(昭和16)年 軍用航空時計
腕時計タイプ
一日捲、出車式中三針
手巻き
9石、耐震装置なし

精工舎が海軍航空兵専用に製造した腕時計で「航空時計」或いは「天測時計」と呼ばれています。
機械は19セイコーをベースにした出車式の中三針で一〇〇式飛行時計と同じです。 初期は15石、その後9石になっています。 幅広の長い革のストラップをつけてフライングジャケットの上に直接つけたり、飛行機の操縦時はももにストラップを捲きつけて 使ったと言われています。

ブラックフェイスで数字は3,6,9と12が夜光、文字板には製造元を示す「SEIKOSHA」の文字はありません。 グローブをしたまま時間のセットやゼンマイの捲き上げを可能にするためにとても大きな竜頭がついています。

9石ムーブメント

資料 2

裏蓋に「空補 88」の彫りがある

写真提供 KATZ さん

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