6. 時計印置き薬(大正〜昭和初期)
二十分デナオル ネツトリ頓服 |
五分間解熱 かぜぐすり |
置き薬は古くは江戸時代より家庭用の常備薬として主に富山の薬売りとして良く知られてきました。
最近はコンビ二でも薬が手に入る時代になってきましたが、少し前までは使った分だけの代金を払い、
薬を補充するという家庭常備の置き薬と言う販売形式が特に地方では定着していました。
ここでご紹介するのは商標の一部に時計のある奈良の製薬会社の売薬置き薬の外袋です。
特に効能を宣伝する為に「二十分デナオル」、「解熱五分間」などのインパクトのあるキャッチコピーと共に時間を示す時計が
図示されたユニークな商標です。
どちらも奈良県の会社ですのであるいはライバル会社だったのでしょうか?
「あっちが20分ならこちらは5分だ〜!」ってなような、過激な競争だったのかもしれませんね(笑)
ダルマと腹時計のデザインも秀逸です。
そして、何時の時代にも営業にはオマケ(販促品)が付くんですね。
下の写真は商標と同じデザインの盃です。高台裏に九谷と有りますので九谷焼の磁器です。
右の五分間解熱は社名も「五分間大薬房」と分かりやすく傑作ですね〜。
販促品の九谷焼の盃
九谷焼の盃 【左】乃木製薬研究所 径5.5cm 【右】五分間大薬房 |



