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時計絵葉書

4. いろいろな時計店の年賀状

改進堂製 明治末から大正

実逓と呼ばれる実際に使われた絵葉書ですが時代がはっきりしません。 明治末から大正くらいのものでしょうか。 改進堂製と右下に小さく有りますので印刷屋のデザインハガキかもしれません。 差出人が時計屋さんかどうかも断定できませんが珍しく又洒落たデザインです。

立花時計店年賀状

明治40年 | 大正8年 | 昭和9年 | 戻す(明治24年) ←クリック反転

明治24年から昭和初期まで、同一時計店の年賀状です。 あいさつ文の変化が面白いですね。

山本時計店(松本市)年賀状

昭和4年 私製ハガキ
アルプスを背景に立派な時計塔付店舗の写真が入っている
昭和6年 私製ハガキ
昭和10年 官製ハガキ
昭和14年 官製ハガキ

松本市の時計舗の昭和初期の年賀状です。 上から昭和4年、昭和6年、昭和10年、昭和14年。 最初の2枚は私製ハガキですが後の2枚は官製はがきに印刷されています。 住所面は昭和4年と昭和14年です。 昭和4年の年賀状はアルプスを背景に立派な時計塔付店舗の写真が入ったカラフルな傑作年賀状です。 望楼を持ったモダンで立派な時計塔です。こういう時計塔が全国に有ったんですね〜。 昭和10年の年賀状は、時計屋さんが蓄音機を取り扱ったよき時代が垣間見れます。(ヴィクトローラの全盛期ですね) 昭和13年を過ぎると「武運長久」などの戦時標語が出始めます。ハガキも時代の生き証人です。

時計と和洋菓子のお店

1903年(明治36年)
時計売捌及修繕、和洋菓子製造販売 松林仲太郎
アメリカ ワシントン州タコマの消印
Yokohama Japan の宛先(日本語の宛名は消して有ります)

1903年の消印の有る年賀状ですが海外の実逓です。 1903年(明治36年)12月?日にカナダ、ブリティシュコロンビア州のバンクーバーから出された年賀状で、 となりのアメリカワシントン州タコマの12月31日の消印が有り、 Yokohama Japanと宛先に有りますので横浜に着いて、日本の消印は近江高宮が明治37年1月27日に押印しています。 このカナダ産の年賀状「CANADA POST CARD」は、実に一月以上の長旅で日本に到着したのですね。

裏面は日本語印刷の新年の挨拶です。 差出人の肩書きが大変興味深く、「時計売捌及修繕、和洋菓子製造販売 松林仲太郎」と有ります。 早い時期にアメリカやカナダに渡って商売をしていた日本人が少なからずいた事を知ることの出来る貴重な年賀状です。 時計と和洋菓子という組み合わせもユニークで、あるいは当地の日本人向けに商売をしていたのかもしれません。 住所のバンクーバーはカナダ西部のビジネスの中心地で日本からのゲートウエイとなる大都会で自然豊かな観光地でも有ります。 ちなみにバンクーバーは5年連続、世界で住みやすい街、No.1なのだそうです。 当時もバンクーバーからアメリカに入った人も多かったのではないでしょうか? パイオニア精神を持った先人の存在を垣間見る年賀状です。


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