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鐡製置時計 Cast iron clock

11. 木目調 鉄側置時計 【アンソニア】

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148 毎日巻木目調

Iron Wooden Grained Ansonia Mantle Clock

メーカー 製造開始年 大きさ 仕様・備考
ANSONIA CLOCK CO.,NEW YORK , USA
Circa 1880's 高 20cm
幅 13cm
文字板 三吋
毎日巻、目覚付き、ウッド調ペイント鐡製、Beveled Glass(面取り硝子)

木枠に装飾の付いた置時計と思って経年の汚れ満載のままジャンクを入手しました。 いつものようにワクワクしながら分解を進めようとしたら、持つ手になんだかヒンヤリ感が伝わってきます。 汚れたままの状態では表や横からよく見まわても、「ん、、?くり貫きの木だよなぁ」と実物をみてもそんな感じで、 裏から見たら細いエッジがようやく鉄枠に思えてきて底を見たら「えー、Cast iron ・・・」とようやく気づきました。 ペイントによる木目の表現力が見事で、おそらく製造から140年は経過していると思いますが、 ペイントが錆で浮いたりすることなくまったく剥げていないことに二度感心、ペイントの下地の作り方も工夫されているんだと思います。

遅蒔きながら同様の鉄枠時計を調べてみました。 アンソニアの鋳鉄に木目調の塗装を施した枠は、振子式の八日巻き機械を搭載したマントルクロック(Mantel Clock)が一般的なようで アメリカのアンティークショップサイトにそこそこ掲載されていました。

この時計は、装飾やデザインは暖炉(マントルピース)や卓上に置くために作られたマントルクロックを感じさせるものですが、 目覚し時計ベースの日巻き目覚し付き機械ですので、機能面では日常使用の実用性を狙っており、実用性と見た目の豪華さを両立させようとした製品のようです。 金色の装飾は銅の合金に金色塗装をしたもののようで、足元は緑青がでていい雰囲気です。 装飾類はネジ止めでガッチリ固定されています。 小さい鈴は見えないところにありますが拘りの金メッキ仕上げです。

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Movement

1-Day Time & Alarm.

この時計の機械の固定は一般的な鉄製置時計と違って裏蓋側にネジ止めして固定するようになっています。 そのためガラス縁や機械の脱着に鉄枠によくあるわずらわしさがありません。 また鋳鉄への裏蓋のボルト締めも三本しかないので鉄枠あるあるのネジ山の摩耗やつぶれが発生していませんでした。 流石は本家、よく考えて作られているなと思います。

文字板

ANSONIA ROMAN PAPER DIAL

MANUFACTURED BY THE ANSONIA CLOCK CO.
NEW YORK, UNITED STATES OF AMERICA.

文字板は紙製(裏側に鉄板あり)ながら意匠性の向上を目的としたエンボス加工が施されています。

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