1. タイム置時計 頭丸時打金柱 【精工舎】
|
|
|
|
| メーカー | 製造開始年 | 大きさ | 仕様・備考 |
|---|---|---|---|
|
精工舎 SEIKOSHA |
明治末〜大正 |
幅 六寸二分 高 六寸六分 文字板 四吋 |
毎日巻、天府振、時打付 鐡製黒塗 |
ずっしりと重い黒塗りの鉄製枠の時計です。
明治期のカタログでは「鐡製黒エナメル」と表現されています。
米アンソニア等に1800年代後半の鉄側時計を起源とする同様の鉄製で重厚な置時計が多くありますので、
その流れを汲んだものと考えられます。
左右の金柱は各々上下一本ずつの釘で鉄枠に固定、ガラス縁はロウ付けされた三本の脚で本体鉄枠にネジ止めします。
この鉄製枠は、他のメーカーや当時銀行等の景品として配られた
貯金時計
などとまったく同様のつくりです。
もしかしたら、鉄製枠を専門につくる会社があって精工舎はそれを使っていたのかもしれません。
文字板は当時一般的だった紙製で、六時上にPERFECT TIME-KEEPERとあり、「タイム置時計」と呼ばれた時代もありました。
機械は角形目覚/オルゴール/時打のジョーカーシリーズと同じもののようです。
この時計は時打で、正時と半打(30分のときに一回打つ)です。
カタログ図版
明治41年 |
大正2年7月 |
大正12年 |





