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掛時計の文字板

3. 文字板の版木

文字板作成用の版木

十吋文字板の版木

明治

二十四吋文字板の版木

無垢板一枚もので重量は7kg
明治

時計屋さんが文字板の張替え修理をする際に使っていた版木です。 これで自家製の紙文字板を作成して文字板を張り替えていたようです。 10吋文字板の時計たくさんありますので需要があったと思いますが、 24吋のほうは屋内時計としては最大級の大きさです、需要は実際どうだったのでしょうか。

印刷された補修用文字板が流通する前は、時計屋さんは専門の職人が彫ったこのような版木を利用して紙製文字板を自作したものと思われます。 昔は銅板、石版と並んで木版も印刷屋さんの大事な印刷手法の一つでした。 地方では結構木版印刷技術が残っていたようで、こういった版木も専門に彫る職人があちこちにいたようです。 プロの仕事はさすがの貫禄物で素晴らしい仕事です。こう言う物が当たり前に出来た時代を感心します。

合羽摺りの印刷型紙

こちらは、合羽摺りと呼ばれる染色手法の刷り込み印刷型紙です。 版木と同様に時計屋さんの張替え用の自家製紙文字板を作るときに使われたものです。 大きさは8吋文字板用。渋紙型を切り抜く関係で2枚になってますが、2枚を使って一枚の文字板を仕上げます。

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