1. まるい蚊取り器
銅製 蚊取器 大正時代 ?
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何年か前の夏、ぶたの蚊取りを探していてこれに出会いました。
こおろぎのような、玉虫が太ったような、それでいてゴキブリのような虫がひっついていて、これがやたらとかわいいです。
銅板は結構厚くて、おそらく昔はピカピカ光っていたと思いますが、今では濃い飴色になっています。
真ん中から上下にバカっと分かれるようになっていて、中に蚊取り線香を入れます。時代は大正でしょうか。
2. 蝿獲器 ハイトリック
尾張時計 蝿獲器ハイトリック二號
大正8年2月発売開始
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「ハイトリック」は尾張時計の蝿獲器。
ゼンマイ仕掛けで蝿を金網の虫かごに追い込む仕掛けになっています。
衛生の親玉 元祖 専売特許 蝿獲器(ハイトリック)
大正13年東京、中村光玉堂、中村商報に掲載された広告です。
ハイトリック一號と二號が並んで掲載されています。
ハイトリックは、大正8年2月に専売特許権を獲得して之を売り出したところ、全国各地より注文殺到がして巨利を博し、
時計と並んで尾張時計の一大ヒット商品として大きな柱になった時代が有りました。
類似品もたくさん出回ったようです。
ところで餌は?
用法によると、
回転する四角軸の表面へ酢或いは酒に砂糖の如きものを混入したる液を
塗抹すれば蝿はその香と甘きに聚り来るものなり・・・と有ります。
夜間には酒を塗っておくと蚊も取れると書いて有ります。
外箱の取説
丸ロール式の村瀬式蝿捕器
大きさ:24x24x14cm
ドラムは2分で1回転
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こちらは村瀬式と呼ばれるドラムが丸い筒状(ロール式)のもので、閉開弁のような仕掛けがついています。
名古屋商事株式会社時計部などで製造・販売していたようです。
機械の調速は時計とは異なり、一組の歯車で高い減速比が得られるウオーム・ギヤ(食い違い軸の歯車)により行っています。
写真中央に見えるねじ状のものがウォーム(いも虫の意味)です。
ウォームは動力の伝達ロスが多い仕組みですが、4時間経ってもまだゼンマイは半分以上残っていて実用上十分といったところでしょうか。
原理図
餌につられてドラムにとまっている間に蝿獲器内部に誘導され、
最後は右側のガラス窓から入る光につられて籠の中で「御用」となる訳です。
当時の広告より
長谷川時計舗の共同仕入団内報カタログ
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名古屋商事商報より
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ガラスの蝿取り瓶(おまけ)
機械式の蝿取りは高級品で、一般的にはこのようなガラス製の蝿取りが活躍していました。
猫足がついて全体が持ち上がっているので、蝿は下から入ります。
ガラスの蝿取りは、最近は中に植物を入れたりしてオシャレなアイテムとして使われているとか・・。
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