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携帯用日時計

6. 携帯用日時計折りたたみ式「正直時計」 明治中期

紙製(外箱14x7cm、開き12.5x13cm)

石版印刷、明治24年2月印刷

軽便徳用廉価なる時の標準器「正直時計」大日本帝国新発明 太陽堂
外箱に上記のような題箋が付いている折りたたみ式の紙製日時計です。

構造はひとつ上で紹介の折りたたみ式の日時計「懐中日時計」に良く似ていて、 二つ折りの千代紙を貼った厚紙を開くと真ん中に同じように木製の三角形のノモンが台紙に貼りつけてあり、 補強の横木を差し込んで組み立てます。
ノモンの左右に午前時刻表、午後時刻表と書かれた文字板があり、欄外には、
内務省図書局版権登録、 明治廿四年二月廿五印刷同廿四年・・・・・・・・・町四丁目八十番地発明兼発行人山本竹次郎
とあります。
磁石は入っていませんが元々は有ったものかも知れません。
また箱の裏には次のように書いて有ります。

軽便正直時計用法

先ず時示板と正直板とを真直に組み立て磁石を据ゑ時示板の斜にさしたる日影を時刻とす

大日本帝国新発明 太陽堂

明治24年、文明開化華やか成りし頃の流行だったのでしょうね。

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