2. SUMMIT 中三針置時計
SUMMIT 中三針置時計
打方なし
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| メーカー |
製造年代 |
大きさ |
仕様・備考 |
農村時計製作所 (埼玉県南葛飾郡南桜井村)
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昭和25年(推定)
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全高25.5cm、幅35.0p
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木枠、中三針10日捲き、打方なし、全数字真鍮インデックスアルミ文字板、面取ガラス
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SUMMIT中三針機械を流用した置時計です。
掛時計コーナーですが、整理の都合上ここに掲載します。
この時計は、農村時計に関するTIMEKEEPERの記事をご覧になった方から、縁あって譲っていただきました。
昭和20年代は特に紙モノの資料が少ないため不明なことが多く、
また当時のことをご存じの方も年々少なくなっておりますので今情報を集めておかないと消えてしまいます。
些細なことでもかまいませんので引き続きの情報提供を賜りたくトップページ下のメールへご連絡をお願いします。
リズムに初期にフラッグシップ機であった形跡・・・
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さて、この時計はSUMMIT銘ですので製造時期は昭和25年と推測します。
農村時計の事業は昭和25年11月3日に発足した新会社「リズム時計工業株式会社」に継承されましたので、
それまでの期間の製造とも考えられますが、ぼんやりとした当時の展示写真を見るとリズム時計の創業初期には世界時計とこの中三針時計をフラッグシップ機としていた形跡があります。
掛時計版と違って全数字真鍮の植字にしていたり、ガラスは面取だったりとフラッグシップとしての拘りを感じますので、
もしかしたらリズム創業の極初期の製品である可能性もあると思っています。
いずれにしても振子の中三針を長期間作ったとは考えられませんので、極わずかしか生産されなかった時計史の隙間時計であることに間違いはないでしょう。
両袖が開きます
右は剣回し、左は小物入れ
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時計本体の両袖は丁番で開くようになっています。
右側は長短針を早送りするためのつまみがあり、左側は中蓋があって巻き鍵などを収納できるようになっています。
Movement
商標刻印あり
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商標刻印が左下にあります。(写真12)刻印は掛時計のものと比較して小さめに見えます。
機械は掛時計機械の流用ですが剣回しを右に移動しています。そのため日の裏も下から右側へと移動されています。
後継製品
| 製品 |
諸元 |
卸定価 |
売価 |
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きく プラスチック枠
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3 1/2吋 置
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950円
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1,330円
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リズム時計の昭和26年頃のカタログと思われるものに、同様のデザインの時計がありました。
サイズはかなり小さくなって、製品名は「きく」となり、機械は天府振りで枠がプラスチックでリニューアルされたようです。
ということは、やはり振子式のSUMMIT置時計の販売期間はやはり長くて1年程度だったのでしょうか。
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