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高野精密工業

2. 五吋半文化中三針ホーム(打方無し)

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出車式中三針打方無し

TAKANO

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
高野精密工業株式会社(名古屋市) 昭和32年頃 全高28.5cm、幅18.3cm 8日巻出車式中三針、打方無し、五吋半金属ペイント文字板

こちらは打方無しです。 製造時期は打方ありと同じと思います。 機械が小さいため、全高30p足らずと可愛らしいサイズに仕上がっています。 文字板は金属にペイントでシンプルです。 振子室のガラスの下のほうにある二本の金属の飾りは真鍮でなく鉄で錆具合がなんともいい感じです。

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Movement

出車式中三針打方無し

中三針化するための出車は打方ありの機械と同じ構成です。 分解・再組み立ては簡単でした。 ただ、長針・短針の付け根部分に突起があるデザインでして、いつものように摘まんで引き抜こうとしたら爪の間にグサリと刺さり流血しました、(汗)

なお、赤い秒針は打方ありの機械と同様に内側にネジが切ってあり時計回りの方向に回すことで固定されています。 よって、普通の秒針だと思って剣抜きで無理やり引っ張ると壊します。 半時計回りにまわしてはずしますが、きっちりはまっている場合は回そうとすると振り竿がカタカタと動いてしまいはずれません。 そのような場合は、振り竿を中央付近にして手で押さえてから、秒針の中央付近を持って時計の進行方向と反対にまわしてください。

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