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金枠・石枠・陶器・木枠ビー置時計

6. 大理石ビー衝立 【精工舎】

No.774 大理石ビー衝立

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
精工舎
SEIKOSHA
昭和初期 高 九寸四分
巾 六寸
文字板二吋
毎日巻、石枠、腐蝕彫模様

大理石枠の衝立ビーです。 衝立はアンチモニー、ガラス、そしてこの大理石枠と材質が各種有り人気の意匠であったようです。

大理石にはブルーの鮮やかなレリーフで二匹のウサギが描かれています。 下にはアイボリー色の木が五本。 部分着色の着彩ペイントを施した石枠は、昭和初期の精工舎に多く見られます。

カタログには「腐蝕彫模様」と書かれていますが、腐蝕彫とはエッチングのことです。 技法はサンドブラストなども考えられますが、薬品腐蝕により彫り込み、溝に着彩した様です。

当時のカタログより

No.774 大理石ビー衝立

同形にて兎彫模様もあります

昭和8年 精工舎置時計掛時計 No.57より

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