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掛時計の振子いろいろ

3. ユンハンススリゲルの振子

ユンハンス スリゲルの振子は、文字盤がそうであるように、振り玉の中心のRA板も琺瑯製が入っています。
右が古いタイプ(明治時代)の一本掛けと言われている振り子で、フックが細く一本に見えますが先で二つに割れていて振り竿の アームに引っ掛けますが、細いので振子を付けるときに難儀するタイプです。
左がその後のタイプ(明治〜大正)で振り竿のアームが太く長くなり、 その分フックも二股に広く分かれて大きくなり振り子を掛け易くなっています。

(古い方):
振り玉のアールが山形で少し扁平な感じのする形。琺瑯板も少し小さい。
(新しい方):
振り玉が全体に丸く膨らんだ形で琺瑯板も少し大きい。

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