9. ヴィナス振 No.500(総体振時計) 【名巧舎】
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メイコー(名巧舎)の女神、これは古いタイプで機械は3日捲です。
名巧舎の小型総体振りは戦前のユンハンスの総体振りを戦後にコピーしたものですが、この時計はそれを示すように
オリジナルのユンハンスと良く似ています。
名巧舎の総体振としては、この他に「No.510象」「No.520舞妓さん」のバージョンが有りますが、象と舞妓さんはメイコーの
オリジナルです。
当時の広告を見ると昭和27年の値段は女神が小売5000円也。
昭和20年代の5000円は一ヶ月の給料に近い額で超高級品であったことがわかります。
総体振と言う言葉もメーカーが名付けたようです。
昭和20年代カタログより「No.500ヴィナス振」 |
現在これら総体振りのユンハンスやメイコー写しのリプロが大量に出回っています。 リプロは殆んどが琺瑯文字板でエイトポイントスターのJUNGHANSのマークが入っています。名巧舎に琺瑯文字板は有りません。 また、象の台座はオリジナルは本体と同じアンチ金属台座ですがリプロは木製の台座です。 しかしながら、これら総体振りのリプロは他のリプロと比較すると出来がいい方ですのでそれなりに楽しめるでしょう。
象と舞妓さんはメイコーのオリジナル
No.520A 舞妓さん 金 |
No.520A 舞妓さん ブロンズ |
舞妓さんバージョンは台座の大きさの違いにより「No.520A」と「No.520B」があります。画像は後者の520B。
No.520B 舞妓さん |
No.510 象 |
昭和27年の広告を見ると女神は5,000円!
昭和27年の広告より |
こちらは昭和30年代のタイプ
こちらは新型で3日捲きから8日捲きに改良されています。形も少しごつくトゲトゲしく?成ってます。 左下写真の時計は、左がメイコー、右は同社製のものでFUJIブランド銘。FUJIブランドは輸出用だったのかもしれません。
左:メイコー、右:FUJIブランド |
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昭和30年代のカタログより |
舞妓さん実物写真提供:タイムワールドさん
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