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気圧計 ANEROID BAROMETER(海外)

23. Classical architecture style(英)

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Edwardian aneroid barometer

Classical architecture case with 5inch ceramic dial

Manufacturer Date of Object Dimensions
Unknown,Made in ENGLAND Circa 1910. 50.0 x 25.5 cm,5 inch ceramic dial

気圧計の木枠は、一般的なラウンド型、温度計の付いたバンジョー型、その他の三種類に分類されると思います。 この気圧計は、その他のジャンルで温度計はついていません。 大きさは戦後の文化型の掛時計ほどで扱いやすいサイズです。

木枠のデザインに特徴があるので少し調べてみました。 古典主義建築において基本単位となる円柱と梁の構成法をオーダー(英: order)と呼びます。 ルネサンス後期(16世紀中頃から末期にかけての時期)になるとオーダーは建築美の究極の姿として権威化され、 オーダーのいかなる比例関係が真の美であるかということが論議されたとのこと。 この気圧計には左右に柱がありますが、柱の比例関係を意識したのか、 柱身の太さと高さの比率は1:10で柱礎の形状もセオリー通り、そう思うととても美しく見えます。

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Movement

Dial:white porcelain face and Roman numerals

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