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丸型(グレシャム,トーマス)

9. 十二吋大鈴 【精工舎】

No.135 十二吋大鈴

メーカー 製造年代 大きさ 仕様・備考
精工舎
SEIKOSHA
大正末〜昭和初期 丈ニ尺一寸五分(約65cm)
文字板径十二吋
8日巻玉振、6吋大鈴時打、木地塗

精工舎の六吋大鈴時計は大正5年ころから有りましたが、この時計は関東大震災後のバージョンです。

紙文字板12吋、木地塗、振り子窓にダイヤガラスが嵌め込まれています。 時打ちの音が大きいため、諸工場などで使われることが多かったようです。

ダイヤガラス

大正から昭和初期にかけての型板ガラス製品は、縞・モロッコ・梨地・ダイヤ等いろいろあるが、 ダイヤガラスは最も古い人気柄で、長期間に亘って生産された日本の代表的なガラスである。 ダイヤガラスの製造が国産化されたのは昭和10年頃。(この時計には輸入物を使用していたのかも知れません。)

振子と巻き鍵

当時のカタログ

精工舎掛時計置時計No.53 より

服部時計店 大正15年

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