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手巻き
詳細不明常々、程度の良いストップウオッチがひとつ欲しいなぁと思っていたところ、ようやく入手できました。 懐中時計と比べて特にケースの作りが安っぽいものが多いようですが、これはずっしりと重くシッカリでき ています。
骨董市でへんな中古時計ばかり扱っているところがあり、普段ならば目もくれないのですがその日は見慣れぬ お姉さん。なんとなくふらふらと足が・・・(笑) ラドー、テクノス系に19,800円なんて値段がついていておやおやと思って帰ろうとしたら、ストップウオッ チの箱を発見!開けたら中に入ってる(当然か・・)。 なぜかこれだけ値段がついていないので値段を尋ねたら三千円。迷わずゲットしました。 まったく使用した形跡がなく抜群の状態で、どんな機械が入っているか見ようとしたのですがあまりにも綺 麗なので傷つけたらショック!とまだ確認できてません。
箱と中身が違うって!?そうなのです。箱の絵のほうがよかったよーー。
et_00006 SARGENT & G INC.
72時間タイマー
かぎ巻き
時間標記部分は瀬戸引き
縦7cm
横5cm
すごいのは、そのつくり。タイマーなのに高級時計なみに徹底的に耐久性を重視しています。
まず、地板やブリッジの厚み。全体的な大きさは目覚まし時計の代表 精工舎CORONAとほぼ同じですが、CORONAは1mm足らずなのに、 これは4mm。しかも輪列のホゾが入る ホゾ穴はシャトンとよばれるリングにルビーをいれてそれを二本のネジで゛地板にとめるというとても手間のかかる方式をとっています。
調速機のテンプには、これまた製作が厄介なチラネジがついていて、平衡調整が簡単にできます。
使ってみて驚いたのは、ゼンマイをほんのちょっと巻いただけで元気に動きだすこと。 ハイビートの腕時計では、ゼンマイをいっぱいに巻いても時計を左右に振らないと機械が 動きださないものもありますが、これはすぐに動き出す。
それもそのはず、このタイマーはどうやら銀行の金庫の扉を一定時間ロックするために 使われていたようで、振動を与えないと動きださないのではオハナシにならないのでしょう。
同じ用途のタイマーで、懐中時計の機械を流用したものもありますが、これはおそらく専用設計、そこが気に入りました。
シャトンや埋め込みルビーについて
現在では、ホゾ穴のルビーは地板に強い力で押し込んでとめています。
昔はなぜ前述のような手間のかかる方式をとったのでしょうか?
それは、天然にしろ人造にしろルビーなどの石を完全にまるく作れなかったため押し込むと割れてしまったからのようです。
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