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 昭和初期から40年代までいろいろ

昭和初期の目覚・置時計


1. EIKOSHA:英工舎


c1_00203
昭和初期
株式会社鶴巻時計店英工舎
真鍮にニッケルメッキしたケース
裏蓋は鉄製
紙文字板
本体直径11cm
奥行き5.5cm
毎日捲き

哀愁漂うこんがり焼けた文字板、数回打でない普通のLong Alarmの英工舎です。
雰囲気は数回打の後期のものに似ていますが、こちらは文字板がセルロイドでなく紙製で、針も古いデザインです。 文字板のトレードマークは「コマ印」で廉価版の位置づけの製品と思われます。

EIKOSHA-ALARM


c1_00117
昭和初期?
(置き時計の生産は昭和2年から・・・目覚ましは不明)
株式会社鶴巻時計店英工舎
真鍮にニッケルメッキしたケース
裏蓋は鉄製
金属文字板・銀色に夜光文字
本体直径9.5cm
奥行き5.2cm (鍵類含まず)

こちらは、ちょっぴりちいさめでかわいい「EIKOSHA−ALARM」。ケースのメッキがしっかりしているのか、 古くて使い込んであるのに目立つ錆はありません。文字板の文字と針の夜光はもう完全にその機能を失って 茶褐色になってます。精工舎の黒いウラビーの夜光は今でも充分に光るところをみると、夜光にもなにやら 成分の違いがあるのでしょうか?
骨董市で入手したときはテンプがぴくりとも動かない状態でどうなっているのかと思ったら、天真の先が 受ネジの縁に乗った状態で受ネジが締められていて、天真の先が変形し受ネジもダメになっていました。 ヒゲゼンマイを取り外して天真を研磨して受ネジを交換、今は元気です。



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