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古目覚の簡易修理 修理の秘訣


3. ゼンマイの組み付け

目覚ましを分解してみたけど、ゼンマイがひろがったままで組立がうまくできない!
そんな経験はありませんか?掛時計や大きめの置き時計になると何もしないで分解すると危険なので必ず ゼンマイの広がりを防ぐ処理をしてから分解すると思いますが、目覚まし程度だとそのまま分解してしまう こともあります。それでも慣れるとゼンマイを広げたまま組立ができるものですが基本的には分解する前に 「ゼンマイ止金輪:画像左」をかけておくと組立するのにゼンマイが邪魔にならなくて作業がやりやすいです。 ゼンマイ止金輪が無い場合は、右の画像のように細い針金を巻きつけてヤットコでネジって広がらないよう にしてもオッケーです。ゼンマイを洗浄する場合は、広がり防止をしたままやってもオッケーですが、 几帳面に洗いたい場合ははずして洗います。ゼンマイをゼンマイ止金輪に戻すには、ゼンマイ戻シ器(下の画像) 等を利用します。

細い針金・・・目覚しのゼンマイであれば、芯太0.55mm程のユニクロワイヤー(12mで50〜60円) が扱いやすいです。




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